旅行に行くときには現地で様々な活動をするためのお金を持っていなければなりません。最近では支払い方法も増えてきているので現金を持ち歩かなくても大丈夫ではないかと思う人も多いでしょう。東京旅行ともなると現金はほとんどなくても大丈夫ではないかと考えるかもしれませんが、実態はどのようになっているのでしょうか。
東京に旅行に行くときに必ず考えなければならないのが現地での交通手段と滞在方法です。日帰りの場合には宿泊場所は必要ないですが、何日か滞在するときにはホテルなどの手配が必要になるでしょう。ビジネスホテルやカプセルホテル、旅館といった様々な宿泊施設があるものの、東京ではほとんどの場所でクレジットカード払いが可能です。
旅行代理店やインターネットを使って予約をした場合には旅行前に支払いを済ませておけるケースもあります。そのため、東京滞在のための費用については現金を確保しなくて良い場合が多いでしょう。東京都内を移動するための交通費についても現金がなくても大丈夫な場合があります。
レンタカーやタクシーを利用する場合にはクレジットカードによる支払いができるので現金がなくても問題はありません。東京では鉄道交通網を利用するのが移動するのに便利ですが、SUICAやPASMOなどの電子マネーに対応しているので、対応している電子マネーを持っているなら現金を準備する必要はありません。
クレジットカードと一体化しているものもあるため、カードの枚数を減らすこともできるでしょう。バスについても電子マネーに対応しているので、現金を持ち歩きたくない場合には交通系の電子マネーを準備しておくのが大切です。
東京旅行の目的は人によって違いますが、ショッピングが目的ならほとんど現金を用意する必要はありません。ショッピングモールやデパートではまず間違いなくクレジットカードやデビットカード、電子マネーに対応しているからです。
ブランドショップを回ってウインドウショッピングを楽しみ、欲しいものがあったら買いたいという場合にも少なくともクレジットカードは使えるので問題はないでしょう。個人店になると対応していない場合もありますが、大抵は決済代行システムを入れているのでクレジットカードや電子マネーによる支払いに対応している店舗がほとんどです。
ショッピング目的ならリスクを考えて現金を持たないのも良いと言えます。ただし、高額の買い物をするときには注意が必要です。クレジットカードの上限額を超えてしまったり、電子マネーにチャージできる金額以上の品物を買おうとしたときには現金を用意しなければなりません。
何を買いたいかや、予算としてどれくらいを確保できるかに応じて現金を持つかどうかを決めましょう。
東京滞在中の食事をどうするかと考えたときに、もしかすると現金が必要になる可能性があります。チェーン店を代表とする大きなレストランや居酒屋などではクレジットカードによる支払いが可能で、電子マネーによる支払いにも対応しているのが一般的です。
しかし、東京で個人経営している飲食店になるとケースバイケースで、現金のみしか使えないこともあります。また、クレジットカードを使う場合には割引クーポンを使えないなどの制約がかかることもあるため、現金を用意しておいた方が良いと言えるでしょう。
予めどこで食事をするかを決めてある場合には、個々の店舗でクレジットカードなどを使用できるかを確認しておくのが無難です。
東京で有名な観光スポットに行くときに現金が必要かというのも疑問として浮上するかもしれません。東京ではメジャーなスポットなら入場料も、施設内での飲食や土産物の購入にかかる費用も現金以外の支払い方法に対応している場合がほとんどです。
クレジットカードを持っていればほとんどの場所では心配がありません。ただ、この場合にも割引券などを持っている場合には現金にしか対応していないことがあります。券面に記載されている注意書きを参照して、現金を持っていく必要があるかどうかを判断しましょう。
東京でも現金が必要になるケースはあります。マイナーなスポットでは現金払いにしか対応していないこともあるでしょう。また、滞在中に病気や怪我に遭ってしまったときに、クリニックでは支払いが現金に限られてしまうことがあります。
大きな病院に行けばクレジットカードやデビットカードを使えますが、電子マネーでの支払いには対応していないのが一般的です。また、お土産を買いたいときに小さな店に行くと現金しか使えないこともあります。デパートなどでも販促イベントに出店している店舗などではクレジットカードを使えないときもあるので気をつけましょう。
基本的には現金がなくても大丈夫ですが、少しマイナーなことをしようとすると現金がないと困る可能性があります。ただ、ATMはたくさんあるのでキャッシュカードを持っていくだけでも対応できるでしょう。